多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2004年6月28日号

悔しくて泣けるほど真剣に取り組んだ結果、奇跡の逆転サヨナラ勝ち!
中学野球部

 去年の夏の選手権大会で東山中対原宿外苑中の試合の審判をしていたぼくは、6回の守備中に突然泣き始める東山中のピッチャーを見てびっくりしました。試合は結局1対0で原宿外苑中の勝ち。東山中の選手たちは礼をするとその場に皆泣き崩れてしまいました。それを見て、泣けるほど悔しかったのだと思ったぼくは、自分たちのチームが負けるときにどんな反応を示すか興味津々でした。ベスト8まで進み、ベスト4を賭けた試合で負けたY吹君たちは、残念そうにはしていましたが、誰一人として泣き出さず、淡々としていました。大会が終わるということは、代が変わるということを意味します。新しい代(今の3年生)になるときに、生徒たちを集めたぼくは彼らを前にして言いました。「負けたときに悔しくて泣けるようなチームを作っていこう」と。
 そして迎えた最後の選手権大会、1回戦、2回戦ともに1点差の厳しいゲームを勝ち残り、準々決勝、相手は第3シードの目黒九中。地区で一番バッティングのいいチームです。コツコツと貯めた点を、スコーンと追いつかれるという展開で結局7回終わって5対5の同点、試合はサドンデスに突入しました。サドンデスというのはノーアウト満塁の状態で1番バッターから攻撃を始めて、多く点を取ったチームの勝ちというルールです。先行の目黒九中の一番バッターはファーボールを選び、1点。2番バッターはセカンドゴロに打ち取ったものの、3番バッターがきれいに右中間を破って3点。ノーアウト満塁とはいえ、中学野球で3点取るのは非常に難しいことです。そのときピッチャーのA井君の目にうっすらと涙が浮かびました。キャッチャーのK岡君がマウンドに駆け寄って背中を叩きます。その後、4番を三振、5番をサードゴロに打ち取り、ベンチに帰ってきた選手達を見ると、サードのS本君もセンターのK松君も顔を真っ赤にして涙をこらえていました。キャプテンのS藤君だけが、大きな声で「まだ負けてないよ、3点差ひっくり返すよ」と大きな声で皆を鼓舞しています。
 もちろんぼく自身、負ける気はまだしていませんでしたが、「今年の子たちはこの状況になって泣けた」という一つの妙な達成感のようなものがありました。悔しい思いをして泣けるほど一生懸命何かに取り組んだことは、正直きっと今まで彼らは無かったのではないでしょうか。中学生になって、3年間頑張って、それだけで彼らにはすごい財産になったはずだとぼくは確信しました。後は細かいサインなど出さずに3年間の成果を思いっきりぶつけてこいと言って送り出すだけでした。1番がセカンドゴロの間に1点、2番がショート強襲の内野安打、2点目、そして3番がサード強襲のヒットで同点。ワンアウト2、3塁です。色々な作戦が考えられましたが、2ストライクに追い込まれた後、「振ってこい」と伝えると4番のK岡君はライトを越えるサヨナラヒットを放ちました。逆転サヨナラ勝ちは何度かありましたが、今回の試合は本当にぐぐっと来るものがあるいい試合でした。これでぼく自身はじめての目黒新宿渋谷ベスト4。今週は横綱の東山中と対戦予定です。去年卒業したK川君が最後に残した、「みんなは東山中に勝ってくれ」というセリフを実現すべく、頑張っていきたいと思います。(中学野球部監督)


目黒大会優勝!都大会、関東大会出場を目指して邁進中!
中学サッカー部

今年も順当に勝ち進み、先日、目黒9中、目黒6中を相手に連戦連勝し、目黒区で優勝しました。 来週、再来週と支部大会があり、それに勝つと都大会出場となります。まずは目の前の試合1つずつ慌てずおごらず向かって生きたいと思います。(中学サッカー部監督)


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