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多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2017年11月14日号

アクティブラーニング研究発表会が行われました

 11月13日の月曜日に、本校のアクティブラーニング研究発表会が行われました。
 本校の教職員はもちろん、他校の教員の方や塾関係者など、教育に関わる多くの方にご来校いただきました。


研究授業のレジュメ(クリックするとpdfが開きます)

 多摩大学目黒では、実学志向の強い多摩大学との連携を軸に、社会に直接携わる体験型学習を通して生徒の意欲を引き出すアクティブラーニングを実践しています。今回はアクティブラーニングを担当する井上忍武教諭が中心となって行う中学2年生のアクティブラーニングの授業の様子を、研究授業としてご覧いただきました。

 授業のテーマは都道府県のキャラクターを作ること。iPadを用いて各都道府県の情報を集め、人口、産業、特産品、地理、歴史などその都道府県の特徴をうまく表現するキャラクターを班ごとに制作し、それをポスターで発表。人気投票を行うという授業です。


 課題を与えられた生徒たちは、班ごとに協力し合いながら、一人1台ずつiPadを用いて都道府県の特徴を調べてまとめていきます。さらにまとめた特徴を表現するキャラクターデザインやキャラクターの名前、特技や決めゼリフなども決めます。キャラクターのイメージができたら、模造紙にキャラクターを描き、なぜこのようなキャラクターが作られたのか、都道府県の特徴も模造紙にまとめて、プレゼンテーション用のポスターを作ります。
 一連の作業では、班員同士の協働がとても大切。教員は一部の生徒ばかりが頑張るのではなく、班員全員が意見を出し合うことや上手に役割分担をすることに視点を置きながら指導をしました。本校教員はもちろん、学外からご参加いただいた教育関係の方々も、生徒の頑張りや授業の様子を興味深く観察してくださいました。
 用意されていた時間では全ての作業は終わらず、16日の木曜日に発表と人気投票が行われる予定です。

 研究授業に続き、高大接続委員長の松井晋作教諭が「高等学校における探究的学習とキャリア教育」という題で講演を行いました。目黒プロジェクトなど地域貢献活動と産官学連携の内容を紹介し、またその効果について現場の事例を紹介しました。

 多摩大学目黒では、主体的、対話的な学びを通して、「思考力・判断力・表現力」を身につけることを目標とした授業を、年に20時間実施しています。これらの学びは新しくなる大学入試に十分対応する力を身につけるだけでなく、起業プロジェクトや、国際交流、多文化共生など、実社会につながる活動を通して学ぶことで、社会において生きる力を伸ばすことにもつながります。これからもますます進化し、深みを増していく多摩大学目黒のアクティブラーニングにご注目ください。


研究授業はオープンスペースで行われました。


今日の授業内容の説明を受ける生徒たち。


研究授業を担当するAL担当の井上忍武教諭。


授業内容の説明が終わり、いよいよ授業開始!


各都道府県のキャラクターを作成します。


研究授業にいらした大勢の先生方が作業の様子を見て回ります。


1つのグループの人数は4人。仕事を分担して効率よく作成していきます。


模造紙を床に広げてキャラクターを描いていきます。


どんなイメージキャラクターができるのか、楽しみです。


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