多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2008年5月7日号

 穏やかな晴天に恵まれた5月1日、各学年ごとに行われる校外研修で、中1は栃木県の足利へ行ってきました。
 歴史ある街の史跡を巡る中で歴史と文化を知るだけでなく、班行動を通じて、規律やマナー、協調性を身につけることが校外研修の大きな目的です。校外研修に先立ち、生徒達は足利について事前調査をしており、十分な予備知識を持って研修に臨みました。

 最初に訪れたのはかつてフランシスコ・ザビエルが『日本国中最も大にして最も有名な坂東の大学』と世界に紹介したことで知られる足利学校です。生徒達はガイドさんの説明を聞きながら中を見学し、国の史跡に指定された三門や、孔子廟などを興味深げに眺めていました。それぞれが印象に残ったものを写真に撮ったり、熱心にメモを取るなどしていたほか、中には建物をデッサンしている生徒もいました。

 次に足利尊氏の菩提寺として知られる鑁阿(ばんな)寺を見学した生徒達は、ここから班ごとに分かれます。各班が事前調査に基づいて選んだ場所をそれぞれに見学してもらいました。
 見学した場所とその内容については各班ごとにきちんとまとめ上げ、9月の文化祭で発表することになっています。各班とも抜群のチームワークで必要な資料を集めたらしく、合流ポイントである織姫神社に着いたときには全員満足そうな笑顔を見せていました。
 その後フラワーパークに移った一同は、きれいな花に囲まれて昼食を取り、無事東京に戻ってきました。

 これから生徒たちはレポート作りに入りますが、その頑張りをぜひ見ていただきたいと思います。9月に行われる文化祭に多くの方がご来校いただけることを願っております。


足利学校でガイドさんの話に耳を傾ける生徒達


復元された方丈


鑁阿寺には大きな鐘があり、生徒達も驚いていました。


班行動を終えて織姫神社でクラスメートと合流しました。


全員合流したら、フラワーパークに向かいます。


美しい花に囲まれて食べる手作り弁当の味は忘れられません。


美しく咲く藤棚をバックに記念写真


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