多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2008年12月12日号

 目黒区納税貯蓄組合連合会より募集があり、夏休みの宿題として課された「税についての作文・標語」の表彰式が行われ、本校より中学生3名、高校生2名が表彰されました。

 7月に目黒区納税貯蓄組合連合会より、「税についての作文・標語」についての募集があり、本校では中学2年生が標語を、中学3年生および高校1年生が作文を夏休みの宿題として提出しました。作文の部では1264編、標語の部では1630編の応募が集まった中、本校中学から標語部門で1名、作文部門で2名が入選し、また高校生は2名が目黒区税務署長賞を受賞しました。
 中学2年生による標語部門の入選作品は「税金もうまく使えば税金メダル」という、オリンピックイヤーにちなんだものでした。また中学3年生による作文の入選作品は、「善の心で納める税金」と、「スタートライン」の2作品です。
「善の心で納める税金」では、昔の年貢は五公五民という言葉で知られるように率が高く人々の暮らしを圧迫しており、集められた税も人々のために使われるとはいえないものでしたが、現在の税金は水道や警察など市民の生活を支えるものに使われており、誰もが税の恩恵を受けていることを実感して欲しいという内容でした。
「スタートライン」は、税金について調べてみると、なにかと負のイメージがつきまといがちではあるが、実は多くの人々のために使われていることを知ったという経験から、一人ひとりが税金やその使いみちに関心を持たなくてはいけないこと、自分も今回の作文をきっかけに、税について考えるスタートラインに立ったという内容でした。
 12月1日に行われた表彰式には生徒だけでなく保護者の方も出席され、喜びを分かち合っていました。

 また目黒区税務署長賞を受賞した高校1年生2名の表彰式は11月14日に行われ、田村校長も出席しました。2人の作文は税務署に飾られており、それぞれの税に対する考えを読むことができます。  


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